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「PLAT税理」や「Beyond Research」などの電子書籍サービスは便利なのか? 税理士ユーザーの声、サービス特徴をそれぞれ紹介します。

近年、企業や個人の税務に関する重要性がますます高まっています。税法や規制の変更、国際取引の増加など、税務分野は複雑かつ多岐にわたる課題を抱えています。税理士はこのような複雑なトピックを専門的にサポートする役割として企業や個人にとって欠かせない存在と言えるでしょう。
士業を営むにあたって欠かせないことの一つが、専門知識の収集とアップデートです。そして専門知識の収集に当たって注目されているサービスが、「PLAT税理」と「Beyond Research」を始めとした税理士向け電子書籍サービスです。

本記事では税理士向け電子書籍サービスの概要、「PLAT税理」と「Beyond Research」の特徴について実際のユーザーの声を含めてご紹介します。税理士向け電子書籍サービスをご検討されている方・サービスを比較検討されている方はぜひご覧ください。

目次

税務の重要性の増大と電子書籍サービス

税法や会計基準は頻繁に改正されることから、常に最新情報を信頼性の高いリソースから仕入れることは、士業を営む上で重要であり、専門書籍は士業の情報収集において必須アイテムといえる存在です。しかし専門書籍の取り扱いに当たっては、以下のような課題が存在します。

アナログ書籍の課題

  • 税制改正は毎年行われるため、常に新しい書籍による情報のアップデートが必要となる
  • 必要な情報がどの書籍に記載されているか分からない
  • バックナンバーを保管するスペースがなく、廃棄しなければいけない
  • 専門書籍はページ数が多く重いので、持ち運びが出来ず情報収集する場所が限られる

こうした中、税理士向け電子書籍サービスは、最新の税法や法規制、税務の最新ベストプラクティスをオンラインでアーカイブ、検索可能であることから、いつでも便利に情報をキャッチアップすることが出来ます。

電子書籍サービスの特徴

  • 幅広い分野の新刊書籍がライブラリーで閲覧できる
  • 専門書籍がオンラインでいつでもどこでも閲覧可能
  • 過去書籍もアーカイブされているので、保管コスト・スペースを効率化 ・テーマ・キーワード検索機能で、必要な情報をかんたん検索

それでは具体的にはどのようなサービスがあるのでしょうか。次の章では注目の2つの税理士向け電子書籍サービスをご紹介いたします。

 PLAT税理

(PLAT税理ホームページ:https://shop.gyosei.jp/contents/cs/info/plat_zeiri/)

株式会社ぎょうせいが運営する、税理士向けの電子書籍サービスです。税理士の定番雑誌「月刊税理」「旬刊速報税理」のほか実務に役立つ加除式図書、単行本を閲覧することが可能です。

提供書籍コンテンツ

「月刊 税理」(月1回発行)1958年創刊

コンセプト:[税理士実務の課題を深掘りし、解決を提案する実務誌]
※ライト税理コース・スタンダード税理コース・プレミアコース・デラックスコースで閲覧可能。

「旬刊 速報税理」(月3回発行)1982年創刊

コンセプト:[税理士実務に必要な情報を厳選し、タイムリーに届ける情報誌]

※ライト速報税理コース・スタンダード速報税理コース・プレミアコース・デラックスコースで閲覧可能。

その他閲覧可能な書籍

#カテゴリ図書名プレミアコースデラックスコース
1法人税資産別耐用年数事典
2法人税業種別 耐用年数事典
3法人税Q&A税務 耐用年数図解
4法人税会社決算・申告のための税務チェックシート総覧
5地方税地方税質疑応答集
6資産税資産税質疑応答集
7税務調査税務調書マニュアル
8税務一般国税庁Q&A対応 中小企業の電子帳簿サポートブック [令和4年施行版]
9税務一般税理士実務必携難問事案のさばき方 <第2集> ~ものの見方・考え方
10税務一般新税制対応 税理士のための中小企業のM&Aサポートブック
11税務一般改正入管法対応キャッチアップ外国人労働者の税務
12税務一般改正資金決済法対応 仮想通貨はこう変わる!! 暗号資産の法律・税務・会計
13税務一般税務のわかる弁護士が教える 税理士損害賠償請求の防ぎ方
14相続税税務のプロならこうする!ケーススタディ改正相続法の活用
15相続税シリーズ 財産評価の現場 土地の評価単位
16相続税民法改正でこうなる!税理士のための相続実務
17相続税法務と税務のプロのための 改正相続法徹底ガイド〔令和元年施行対応版〕
18法人税申告ミスを防ぐ判断ポイントがわかる! 税務調整ハンドブック
19法人税税理士のためのケーススタディ 役員給与課税の心得帳-   
20法人税国税庁新通達から学ぶ!!Q&A保険販売のための税務トラブル回避事例   
21消費税令和2年度改正・新型コロナ税特法対応版 消費税 中小事業者の特例パーフェクトガイド   
22会社法Q&A中小企業経営に役立つ会社法の実務相談事例                
23会社法税理士も知っておきたい 実例から学ぶ 同族会社法務トラブル解決集
24税務調査税務のわかる弁護士が教える税務調査に役立つ”整理表”        
25税務調査税務のわかる弁護士が教える税務調査における重加算税の回避ポイント       
26非営利法人人気ブログ発!いちからわかる学校法人会計
27非営利法人イマドキのトラブル事例から学ぶ!宗教法人の経理と税務

価格プランとトライアル

PLAT税理は以下4つの価格プランが存在します。

プレミアコース/デラックスコース

プレミアコース/デラックスコースはスタンダード税理コース・スタンダード速報税理コースの内容に加え、ぎょうせい出版の加除式図書と単行本の電子版が読み放題となるコースです。「月刊税理」、「旬刊 速報税理」を両方購読しており、ぎょうせい出版の書籍を購読したい方におすすめのコースです。

・プレミアコース料金:24,200円(税込)/月
・デラックスコース料金:13,200円(税込)/月

スタンダード税理コース

スタンダード税理コースは「月刊税理」のアナログ書籍・電子版アーカイブに加え、「会則研修」の2017年3月号からのアーカイブ、「旬刊 速報税理」電子版※過去1年分が利用できるコースです。
普段から「月刊税理」を購読されている方はぜひ検討したいプランです。

コース料金:3,740円(税込)/月

スタンダード速報税理コース

スタンダード税理コースは「旬刊 速報税理」のアナログ書籍・電子版アーカイブに加え、「会則研修」の2017年3月号からのアーカイブ、「月刊税理」電子版が利用できるコースです。「旬刊 速報税理」を購読されている方や、「月刊税理」の電子版だけ読みたい方におすすめのコースです。

コース料金:3,520円(税込)/月

ライト税理コース

ライト税理コースは「月刊税理」と「会則研修」の電子版※直近1年分が利用可能なプランです。直近の電子版アーカイブを閲覧したい方におすすめのコースです。

コース料金:31,680円(税込)/年

ライト速報税理コース

ライト税理コースは「旬刊 速報税理」の電子版※直近1年分が利用可能なプランです。ライト税理コースと同じく、直近の電子版アーカイブを閲覧したい方におすすめのコースです。

コース料金:27,720円(税込)/年

トライアルについて

PLAT税理では現在、プレミアコースが1か月間無料で利用できるトライアルキャンペーンを実施しています。(2023年9月29日まで)各コースで提供しているすべてのコンテンツがお試し可能なので、利用を検討されている方はまずはお試ししてみるのがおススメです。

Beyond Research

(Beyond Researchホームページ:https://beyondresearch.jp/

株式会社Beyond Researchが運営する、税理士及び企業の税務会計担当者向けの電子書籍サービスです。Beyond Researchではぎょうせい、中央経済社、税務経理協会、新日本法規が提供している書籍がオンラインで閲覧できるサービスです。

提供書籍コンテンツ

「月刊 税経通信」(月1回発行) 出版社:税務経理協会

「月刊 税務弘報」(月1回発行) 出版社:中央経済社

「会計全書」  出版社:中央経済社

その他閲覧可能な書籍(一部抜粋)

#カテゴリ図書名出版社
1会計グループ通算制度の税効果会計中央経済社
2会計会計のイメージを変える中央経済社
3法人税申告ミスを防ぐ判断ポイントがわかる! 税務調整ハンドブックぎょうせい
4法人税特殊な事例における株価算定方法 選定の手引新日本法規
5所得税Q&A外国人役員従業員の税務・社会保険・労働保険中央経済社
6所得税ホームラン・ボールを拾って売ったら二回課税されるのか中央経済社
7消費税消費税をめぐる政治過程中央経済社
8相続税目的別 相続対策 選択ガイドブック  新日本法規
9国際税務対話でわかる国際租税判例  中央経済社

上記も含め計400冊が全てサブスクリプション内で読み放題です。

価格プランとトライアル

Beyond Researchでは6,980円/月(税抜)で掲載されているすべての電子書籍(計400冊)が読み放題となるプランを提供しています。契約は1カ月単位で利用可能であり、10日間の無料トライアルが利用可能です。利用を検討されている方はまずはお試ししてみるのがおススメです。

導入事例の紹介

ここからは、税理士向け電子書籍サービスを実際に利用している税理士の方にインタビューを行い、電子書籍サービスを使ってみた感想をお伺いしました。サービスの利用を検討されている方は参考にしてみてください。

インタビューワー紹介:税理士 追中 徳久 先生

インタビュー内容

ー:電子書籍サービスを利用するに至った経緯を教えていただけますか?

追中:まず、紙の書籍を置く場所が限られているということが一つです。専門知識の収集のために、年間何十万円と書籍を購入しているのですが、どうしても保管スペースが不足してしまいます。そのため、もったいないのですが結構な本数の書籍は毎年廃棄してしまっているので後から見返すことが出来ない状況でした。
また、本を読む時間を有効活用したいという点も大きいです。平日は業務があるので本を読む時間は満足には取ることが出来ません。そのような中、通勤時間は私にとって貴重な時間で、いつも本を読むようにしています。ただ、専門書籍はどうしても重いので、持ち歩きの際に不便と思っていました。

―:実際に利用してみた感想はいかがでしょうか。

追中:いざ使ってみると便利で、今となっては手放せないサービスになっています。元々書籍を多く購入している身からすると、電子端末からいつでも書籍にアクセスでき、調べたいテーマで検索できるということは非常に便利に感じています。
あとは正直なところ、最近は視力が少し落ちてきているのですが、電子書籍だと文字を拡大表示できたりと電子版ならではの機能もあり、思った以上に活用できています。

―:どのようなシーンで役立っていますか。

追中:まず、電車移動などの時間の読書に役立っています。申し上げたように忙しい時期などは思ったように情報収集の時間が取れないので通勤時間に本を読むようにしています。そのうえで書籍を持ち運びせずにいつでも読めるというのは大きなメリットです。また、書籍は基本的には事務所に置いていますので自宅で原稿作りや情報収集する際に役立っています。以前は国会図書館や日本税務研究センターで書籍をコピーしたりしていたのですが、電子書籍はページ単位で印刷もできるのもありがたい点です。
以前は移動して本を探してコピーしてと、結構な時間を要していたのでその手間も省くことができています。

―:便利と感じる機能はありますか?

追中:検索機能は便利と思っています。調べたいテーマで検索することができるので、調べたいと思った時に書籍を探す手間が省けるので便利ですね。閲覧履歴も残してくれるので、よく読んでいる本を直ぐに読むことができるのも便利だと思っています。

―:どういった方に電子書籍サービスをお勧めしたいですか。

追中時間が限られており、有効活用したい人にはまずおススメできるかと思います。業務を進める上で、いつでも場所を問わずに正確な情報にアクセスできることは時間の有効活用につながります。あとはお金をかけても正確な情報がほしい方におススメしたいです。やはり出版社の書籍は貴重な情報源と思っています。私自身、正確な情報にはお金をかけるべきという価値観を持っているということもありますが、正確な情報を提供してくれるサービスはもっと広がってほしいなと思っています。

インタビューワーコメント

追中先生は様々な電子書籍サービスを試されているとのことでした。PLAT税理もBeyond Researchも無料トライアルを提供しています。是非まずはトライアル利用してみて、電子書籍サービスが自分に合っているか、試してみることが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事では税理士向け電子書籍サービスについて「PLAT税理」と「Beyond Research」の特徴、価格とプランを説明するとともに、実際にサービスを利用している税理士の先生の感想を紹介しました。それぞれのサービスで利用可能な書籍コンテンツを確認したうえで、自分に合ったサービスを選ぶことが大事です。「自分に電子書籍サービスが必要か分からない」という方はまずは、無料トライアルで試してみてはいかがでしょうか。本記事が士業を営む方の今後の業務効率化の参考になれば幸いです。

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